タバコはやめたほうが良いですか?
よくある質問
歯周病は全身疾患と関係ありますか?
歯周病は糖尿病、心筋梗塞、心内膜炎、脳梗塞、早産及び低体重児出産、誤嚥性肺炎などに関連していると言われております。歯周病は生活習慣病と位置付けられており、全身の健康に大きく関わることがわかっています。そして歯周病リスクは誰もが持ち合わせているため、歯科医院で定期的な検診・メインテナンスを受けて歯周病を予防しましょう。
歯が揺れているのですが、揺れない頃のようにもどりますか?
歯が揺れる原因は大きく二つあります。一つは歯周病や根の先の病気により、歯が支える組織である骨が失われている状態、二つ目は歯に対し過剰な力がかかっている場合です。前者の場合で揺れの程度が小さければ、歯石を取るなど徹底的なクリーニング、適切な根の治療を行うことで改善する可能性があります。重度の場合は骨を再生させる歯周組織再生療法を行い、対応します。後者の場合は、その歯にかかっている強い力を取り除くことで揺れが収まるか様子を見ます。改善しない場合は隣の歯と連結をすることで強固にしていきます。歯がグラグラする場合、何かしら病的な状態になっている可能性が高いため、ご相談下さい。
歯磨きで治りますか?
歯周病治療、予防において歯磨きが最も大切です。程度が軽ければ歯磨きで改善する可能性はおおいにあります。しかし、進行している場合は専門的な治療が必要になります。当院には歯周病専門医が在籍しておりますのでお気軽にご相談ください。
歯周病は完治しますか?
歯周病に完治という概念はありません。原因となる細菌を根絶することが不可能に近いからです。原因となる細菌を住みにくく、活動しにくく、その状態を維持することが歯周病治療のゴールといえます。そのために徹底的なブラッシング技術の獲得と、専門的ケアが必要不可欠です。当院には歯周病専門医が在籍しておりますのでお気軽にご相談ください。
歯周ポケットとテレビのCMなどでよく聞きますが、一体何ですか?
歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの境目にある溝のことを指します。 歯と歯ぐきはくっついており、 溝に汚れがたまり炎症が起こると付着がだんだん弱くなってきたり、剥がれてきたりしてくることで歯周ポケットが深くなってきます。 深くなった歯周ポケットの底の方の汚れは自身で磨くことは困難で、更なる悪化の可能性がでてきます。歯周病の最も基本的な検査は歯周ポケットの深さを測定することです。 健康な歯茎で3mm以内です。3mm以下でも検査時に出血を伴ったり、4mmを超えると歯周病と診断します。
タバコはやめたほうが良いですか?
喫煙者は非喫煙者に比べて 2 8 倍,歯周病になりやすいことが報告されています。また、喫煙は歯周病の治癒の反応を低下させるともいわれています。インプラントにおいても同様で、手術の成功率やインプラント周囲炎を引き起こす可能性も示唆されています。早めの禁煙をお勧めします。